知名度: 4.0
発見難易度: 5.0
アルプス山脈に生息する未確認生物
タッツェルブルムは古くから現地の伝説に登場する、アルプス山脈周辺の地域ではよく知られている未確認生物。
猫のような顔をしており、胴体はトカゲのように太短いものから蛇のように長いものまである。
足の本数も2本や4本、6本あったというものまで目撃証言によってさまざま。
標高500~2,000メートルの山地に生息するとされ、洞窟の中にもぐりこむこともある。中には一生のほとんどを洞窟の中で過ごす個体もいるのだとか。
目撃情報は春から夏にかけて増加するため、冬眠動物ではないかといわれている。
恐怖の特徴“毒ガス”
タッツェルブルムの注目すべき特徴に毒ガスがあげられる。
人間を殺すのに十分なほど強い有毒を含んだ息を吐くことに加えて、攻撃的な性格である。
この有毒の息を吸い込んでしまうと頭痛やめまいを起こすそうだ。
遭遇すると厄介な危険生物である可能性が高い。
タッツェルブルムの正体は
タッツェルブルムの正体はイタチではないかという説があがっている。
ネコ顔で長い胴体と、身体的特徴は当てはまっているため可能性は高そうだ。
ただ洞窟で新種が発見されることは珍しくない。
もしかしたら洞窟という特殊な環境が変化をもたらせ、タッツェルブルムのような珍しい生物を生み出したのかもしれない。