サンダーバードとは
サンダーバードは北アメリカ大陸のインディアンが作るトーテムポールのモチーフになっている鳥だ。
アメリカやカナダに住むネイティブアメリカンの部族に伝わる神話において、重要な存在になっている。
特にアメリカ中西部には多くの伝説がある。代表的な部族であるヤキ族は、巨大な鳥が定期的に人を襲うため祭事を行ったがそれでも襲われてしまうため、祭事を封印したという話がある。
ただの昔話のように聞こえるが、サンダーバードの目撃情報は1890年代や1970年代にも寄せられているのだ。
今もまだどこかで子孫を残し、生き残っているのかもしれない。
サンダーバードの特徴
巨鳥と言われるサンダーバードは、翼を広げると4メートルを超えるほどの大きな体を持つ。
コウモリのような質感の皮膚をしており、人を襲い空まで持ちあげられるほどの強くて鋭い爪が特徴的だ。
また雲よりも高い場所を飛びまわり、その姿はとても迫力がある。
残されている写真を見ると、プテラノドンのような翼竜のようにも見える。
サンダーバードに出会えるかも
人を襲うこともある恐ろしいサンダーバードには、いくつか目撃情報がある。
1970年代後半アメリカのイリノイ州の小さな街で、夜の8時半に庭で遊んでいた小学生が超低空飛行する巨大な鳥を2羽目撃した。
その小学生は、体を爪で掴まれ10メートルほど運ばれたそうだ。
2000年代にはアラスカ州でも目撃されている。いくつかの村で小型プロペラ機ほどの大きさの鳥が出現し、住民たちの間でサンダーバードではないかと噂された。
スマートフォンで撮影された動画も残されている。乗客が旅客機の窓から撮影したという動画には、雲より高い場所を悠々と飛ぶ巨大な鳥が収められている。
正体は明らかになっておらず、専門家によって研究が行われている。