知名度: 3.0
発見難易度: 3.0
キャドボロサウルスの特徴
キャドボロサウルスは通称キャディと呼ばれる、カナダで目撃・捕獲された未確認生物である。
頭部は馬のような形、ヘビのような細長い体にコイル上の突起物があり、尾びれは2つに分かれている。
下あごには鋭い歯がびっしりと生えており、堅いタイル状の鱗と下腹は黄色い毛で覆われている。
最大60メートルもの大きさのキャドボロサウルスが目撃されているが、捕獲されたことのあるキャドボロサウルスの幼生は40センチメートルほどしかなかったという。
頭部を見る限り哺乳類ではないかといわれているが、何を食べているかは判明されていない。
身近な存在の未確認生物
初めて目撃情報があがったのは1905年、それから160件以上の目撃が相次いでいる。ここまで人間に目撃されている未確認生物は珍しい。
他の未確認生物と違い存在する可能性が非常に高い。
過去には幼生のキャドボロサウルスが捕鯨船の網に捕まり、そこから一気に生体が判明した。
クジラの胃の中からキャドボロサウルスの死骸が出てきたときは半分原型をとどめていたそうだ。
非常に臆病な性格で少しの物音で逃げてしまうため、生きたまま捕獲するのは難しいといわれている。
キャドボロサウルスの謎
多数の目撃情報があり、捕獲されたこともあるキャドボロサウルスだが、いくつか不可解な点がある。
これまでに捕獲された幼生のキャドボロサウルスも、クジラの胃の中から発見された死骸も、現在は行方が分からなくなっている。
死骸に関してはシカゴのフィールド博物館に送られた記録が残されているのにも関わらず、行方不明になったのだ。
キャドボロサウルスの画像はいくつか残されているが、どれも同一の生物とは断定しがたい。
1992年に発表された論文では主な生息地はバンクーバー沖で、現在も多数のキャドボロサウルスが繁殖をしており、一定の生態系を構成しているとのことだった。
今後も新たな目撃情報が出る可能性が非常に高い。