湖にすむ巨大な生物アイダハル
カザフスタンのジャンブール州にあるコッコーリ湖とその周りの湖沼に生息するアイダハル。
巨大な蛇のような姿をしていることから、カザフ語で大きな蛇の意味をもつ「アイダハル」と名付けられた。
体の長さは12〜20メートル、頭の大きさは長さ1.8メートルで幅0.9メートル。長い首が特徴的である。
ネッシーのような首長竜のような形なのか、ウミヘビのような長い形なのかは目撃者の間でも意見が分かれている。
アイダハルの伝説
アイダハルはかつて世界を支配した蛇だったといわれている。
他の生物の血を吸うことで栄養を摂り、蚊に良質な血の情報を集めさせていた。
ある日蚊はツバメから人間の血が最高だと聞いたが、ツバメはアイダハルには言わないように伝えた。
しかし蚊はアイダハルに言ってしまい、蚊はツバメに舌をつかまれて話すことができなくなった。
それに怒ったアイダハルはツバメを襲って羽を抜いたため、今でもツバメの尾羽は割れているといわれている。
アイダハルの目撃情報
1970年代ごろに巨大な蛇のような生き物が湖にいた目撃情報があがり、アイダハルではないかとされた。
それ以外にも「首の長いヒトコブラクダのような姿をしていた」「プレシオサウルスのような姿をしていた」などさまざまな目撃情報がある。
コッコーリ湖以外にも、ロシアにあるハイール湖で似たような生物の目撃情報がある。
さまざまな目撃情報があるものの、明確な情報が少なく真相は謎に包まれている。