知名度: 5.0
発見難易度: 2.0
ケサランパサランの特徴とは
たんぽぽの綿毛やうさぎのしっぽに例えられる「ケサランパサラン」。
大きさは小さなものでは直径が約1センチメートル、大きなものでは直径が約5センチメートルといわれている。
これらは植物の種子や動物の毛玉ではないかという説や、鉱石のひとつ「オーケン石」だとする説もある。
しかしケサランパサランの中には、ころころと転がって動くものもあるらしい。
実際に生き物なのか、生き物ではないのかは定かでない。
ケサランパサランの目撃情報
古い目撃情報は江戸時代に遡る。民間で謎の生物と伝承され、江戸時代の百科事典「和漢三才図会」に記述がある。
当時は「鮓荅(さとう)」と呼ばれており、別名「へいさらばさら」はケサランパサランの名前の由来になったともいわれている。
SNSが普及したこともあり、現在は世界中で目撃情報が多発。
西洋では「ゴッサマー(gossamer)」「エンゼル・ヘア(angle hair)」と呼ばれ、ふわふわの未確認生物が目撃されている。
日本では山形県鶴岡市の加茂水族館や兵庫県姫路市の姫路市立動物園に展示されており、実際に見ることができる。
ケサランパサランを捕獲
未確認生物と言われるケサランパサランは、日本中で目撃情報があるため運がよければどこでも会うことができる。
田んぼや池、森林など自然豊かな場所だけでなく、住宅街や工場のある場所でも目撃されている。
見つけたときは手のひらで優しく包むように捕まえて、瓶や箱にしまうときれいなまま育てられる。
昔からケサランパサランはおしろいを食べるといわれているため、一緒に入れておくと大きく成長するかもしれない。