知名度: 3.0
発見難易度: 5.0
南アフリカの滝に潜む大蛇インカニヤンバ
南アフリカ共和国にある落差95メートルもの大きな滝「ホーウィック滝」は、先住民族ズールー族に聖地として崇められてきた。
その滝で目撃されたのが大蛇の姿をした未確認生物インカニヤンバである。
全長10〜20メートルの巨体で、頭部は馬のような形をしている。
ホーウィック滝の辺りでは水難事故が相次ぎ、ある遺体は一部が食いちぎられていたという。
地元ではこれらの事故がインカニヤンバの仕業であると信じられている。
川と滝を移動する大蛇
ホーウィック滝の滝つぼには長い穴があいており、そこにインカニヤンバは棲んでいるといわれている。
しかし夏になると目撃情報がなくなり、滝以外の場所にも出現することから大蛇は季節によって移動すると予想されている。
1962年、狩猟監督官のブテレジ氏がウムゲニ川のそばで身体の長い巨大な生物を目撃した。
目撃された生物の特徴から伝説の大蛇インカニヤンバではないかといわれ、地元は騒然となった。
ウムゲニ川はホーウィック滝に繋がっており、滝と川の流域を移動している可能性がさらに高まった。
インカニヤンバは恐竜だった!?
1995年、ホーウィック滝を訪れていたボブ・ティーニー氏がインカニヤンバと思われる巨大生物を目撃した。
大きな水音と共に現れたその生き物は、しばらく顔をのぞかせた後に水の底に戻っていったそうだ。
不思議に思った彼は滝の周辺を調べ、卵のようなものを発見し持ち帰った。
大学でその卵を調査したところ、驚くべき結果が得られた。
なんとティーニー氏が見つけた卵は、恐竜の卵と非常に似通っていたのである。
伝説の大蛇といわれるインカニヤンバは、もしかすると恐竜の一種なのかもしれない。