知名度: 4.0
発見難易度: 5.0
コンゴ共和国で目撃された未確認生物
エメラ・ントゥカはアフリカのコンゴ共和国で発見された。
現地の人間は口をそろえて「象に似ている」と言うが、一本の大きな角を持っており象のような長い鼻があるかは定かでない。
特徴的な一本の角はサイの角よりも太く強靭で、ワニに似た尻尾を持っている。
象を刺し殺す現場を目撃した人がいるなど、サイよりも凶暴性が高いといわれている。
エメラ・ントゥカ初めての目撃情報
初めてエメラ・ントゥカが目撃されたのは1919年。
C・G・ジェームズというザンビア在住の男性が目撃し、2回目の目撃情報は1930年代になる。
現地の人間には確認されていたが、未開の地ということもあり欧米人が進出してくるまでは特に注目されなかったようだ。
1950年より前にエメラ・ントゥカを殺害したという報告もあったが、これに関しては証拠がなくでたらめとされている。
エメラ・ントゥカの真相はいかに
見た目以外の謎が解明されないエメラ・ントゥカだが、1つ興味深い話がある。
第二次世界大戦中のこと、イギリス陸軍のエドワード・パワー軍曹が敵に撃墜されてしまった。
無線機も無く広大なアフリカの大地をコンパスを頼りに歩いていた時、草を食べているサイの親子を目撃する。
しかしその生物に違和感を覚え観察を続けると、サイらしき生物には大きな外耳が付いていたり、首周りには厚いフリルの様な皮膚が付いている。
この時目撃した生物こそがエメラ・ントゥカとされ、唯一写真でおさめられた瞬間でもある。
現在はフィルムも紛失し、残っているのは傷んだ写真のみ。
後に研究家の調査で太古の角竜類の一種であるモノクロニウスとう結論が出された。
エメラ・ントゥカの正体が絶滅したとされる恐竜となると注目されそうだが、それ以降具体的な目撃情報は出ていない。