徳島県の剣山近くで目撃された未確認生物
1973年5月、徳島県の剣山近くに住む3人が草刈り作業中、非常に巨大なヘビと遭遇した。
作業中に草むらの中から鎌首をもたげた大蛇が姿を現し、口だけでも2.5メートルはあったという。
数日後、再び目撃された大蛇は首がプロパンガスのボンベほどもあり、体長は10メートル以上あったとされている。
目撃時に襲われた人はおらず、すぐに逃げ切れたが大きな口を開けて人間たちを威嚇していた。
その後も剣山周辺では巨大なヘビの抜け殻や大蛇が通ったと思しき痕跡なども発見された。
大正時代から目撃情報があった
日本の作家・オカルト研究家である山口敏太郎の叔母の縁者にあたる者が大正時代、狩猟中に遭遇した。
大蛇に遭遇した後に発熱し、その3日後に死亡してしまったという。
叔母自身は昭和初期に生まれ、その人物の臨終に立ち会った人物から直接聞いたと語っている。
大蛇が光っているように表現している文献もあるため、大蛇目撃談は放射能を発して人体に害をなす未確認生物と遭遇したものだったとする説もある。
記録に残された蛇の特徴から、剣山の大蛇ではないかと推測できる。
サーカスや見世物小屋の大蛇が逃げ出した可能性
70年代の大蛇騒動は、サーカスや見世物小屋などの大蛇やアナコンダが何らかの要因で逃げ出したものではないかと考えられている。
戦前戦後の日本では、海外産の大蛇のような珍しい動物が見せ物として飼育されていた。
ある時期から姿を見せなくなったため、気候の違いに対応できず死んだり、逃げ出した可能性が考えられる。
サーカスに出ていた蛇なのか、それよりも大きな体を持つ蛇なのか、目撃証言からは判断しきれないでいる。