知名度: 4.0
発見難易度: 5.0
ゴビ砂漠周辺に生息する未確認生物
モンゴリアン・デス・ワームはモンゴルの砂漠地帯に住む人に「オルゴイコルコイ(腸虫の意味)」と呼ばれ古くから知られている。
体長は1メートル前後とされ、手足が無くイモムシやミミズのような姿をしている。
常に土の中に潜み、特技は離れた場所にいる獲物に毒液を吹きかけること。さらには電気ショックを与えて相手の息の根を止めるそう。
短い雨季の間によく姿を現すようだ。
本格的な調査が行われた結果は!?
2005年にイギリスの未知動物学者のリチャード・フリーマン博士が率いる研究チームは、「実在する生物である可能性が高い」として本格的な調査を行った。
調査の様子は世界最大級の動物・自然の番組を制作するアニマルプラネットでも特集され、映像で残されている。
調査にあたってフリーマン博士は致死量の毒を持つ説は寓話にすぎないとした上で、実在する生物である可能性が高いと推測した。
だが調査の中でデス・ワームの発見には至らなかった。
デス・ワーム発見のためのおおがかりな調査で分かったこと
研究チームは地中を掘り進む中で、トカゲやヘビ、陸生に進化したデンキウナギの一種などを発見した。
このような生物がデスワームとして認知されているのではないかを仮説を立てた。
フリーマン博士は調査の結果、デス・ワームは架空の生物として結論づけたようだ。
しかし実在する証拠がなければ、実在しない証拠も得られていない。身を潜めてどこかに生息しているデス・ワームをいつか発見する日がくるかもれない。