知名度: 1.0
伝説の生き物度: 5.0
かつてこの地域に住むネイティブアメリカンの間では、伝説の生き物として語り継がれていた。
ベアレイクモンスターの目撃情報
ベアレイクモンスターの目撃情報が挙がっているのが、アメリカのユタ州とアイダホ州にまたがっているベア湖だ。周辺に住むネイティブアメリカンの部族のあいだには、この場所に蛇のような巨大な生物が住んでいるという言い伝えが継承されており、彼らはこの場所に近づかなかったという。
この伝説上の生き物であったはずのベアレイクモンスターが実際に目撃されたのが1860年のことだった。地元のローカル新聞社であるサウス・エデン社に勤めるジョンソン氏がベア湖で謎の生物に遭遇した。彼の証言から頭部に耳のような突起を持つ、蛇のように長い体の生き物と遭遇したことが分かった。体長は20メートルもあり、体表は茶褐色という特徴を持つことも分かっている。
さらにベアレイクモンスターは非常に早い速度で泳ぐことも目撃情報から分かっている。この耳のような突起や泳ぐのが早いといった情報は目撃者の間で共通している。
ベアレイクモンスターの正体
ベアレイクモンスターの正体については、「タリモンストラムグレガリウム」ではないかという説がある。この生き物はネス湖に現れた未確認生物「ネッシー」の正体だとも言われている生き物で、骨格を持たない軟体動物である。
ベアレイクモンスターの正体である頭部に耳のような突起があるという点も一致しており、この生物である可能性は低くはないといえる。
ほかにも可能性は非常に低いものの、恐竜などの古代生物がベア湖で生き残っていたという説も提唱されている。実際に恐竜が生きていた時代には、ワニのような水棲爬虫類の中でも非常に大きな種類が生息していた。これらの生物が生き残っていたか、ゆっくりと進化し現代に残っていた可能性もぬぐい切れない。