知名度: 4.0
発見されやすい度: 5.0
現地で語り継がれていた伝説の生き物だった可能性がある。
オゴポゴの特徴
オゴポゴは、カナダのブリティッシュコロンビア州にあるオカナガン湖で目撃されている未確認生物だ。
その目撃情報から5~15メートルほどだといわれており、竜のような体にはこぶがあり、頭はヤギやウマに似ている。体は緑色だが、ところどころに焦げ茶色の斑点があるといわれている。泳ぎ方は同じカナダで目撃されているマニポゴと酷似しており、体を上下にくねらせて泳ぐという。
オゴポゴに似た生き物は、もともと湖の近くに住んでいたネイティブアメリカンの部族の間で「N’ha-a-itk」や「Naitaka」という名前で語り継がれていた。なお周辺部族で語られていた伝説では、正体について殺人を犯した人が罰としてN’ha-a-itkに姿を変えられたのではないかとされていた。
オゴポゴの目撃情報
オゴポゴはその目撃情報の多さも特徴だ。最初に発見されたのは1872年だが、その後1914年から相次いで目撃されるようになっている。中には一度に数頭当時に目撃したというものや10メートル以内の至近距離で撮影に成功したものもある。
さらに幾度となく写真や映像として撮影されており、中には15分以上の撮影に成功している例もある。
このように目撃回数が非常に多く、多くの目撃証拠が残っていることから、オゴポゴは存在可能性のたかい未確認生物としてカナダで話題となった。
オゴポゴの正体
オゴポゴの正体については、オカナガン湖に住むチョウザメが非常に大きく成長したものや、大昔の恐竜の生き残り、新たな種類のクジラなど様々な説が唱えられている。
一方でその存在を否定している人も一定数おり、湖の波うつ形が生き物が泳いでいるように見えたのではと考えている。