知名度: 1.0
発見難易度: 5.0
元は伝説の生き物だったものが、現実に発見され話題となった。
ウォーリーの特徴
ウォーリーはアメリカオレゴン州にあるアラウア湖にて目撃された。体長は5~15メートルほどもあるとされており、その姿はまるで首が長い恐竜のようだというものや、長いヘビだというものまでさまざまだ。背中に7つのこぶがあるのが特徴だが、こぶの数に関しても目撃情報によっては3つであったと証言するものまであらゆる証言がある。
目撃された際に鮭を食べていたことから、主食が魚の肉食生物なのではないかといわれている。
ウォーリーの伝説
ウォーリーは、もとはオレゴン州に住むネイティブアメリカン「ネズ・パース族」の間で伝わる伝説上の生き物だった。伝説によると、ネズ・パース族の首長らがカヌーで湖を移動している最中にウォーリーに遭遇。大蛇のように大きな生き物に丸のみにされたという伝説が残っているという。
ほかにもネズ・パース族にはこういった伝説も残っている。部族間の戦いが勃発した際に1人の女性が敵の部族の男性に恋をしてしまう。二人は恋人同士になり駆け落ちしようと、船に乗って湖を渡ろうとしていた。そこに湖の中から怪物が現れ、二人は飲みこまれてしまったというものだ。
またもともとは彼らの伝説のみの生き物だったが、この生き物が実際に目撃されたという情報が挙がったことで、実在しているのではないかと話題になっている。
ウォーリーの目撃情報
伝説以降、最初にウォーリーが目撃されたのは1885年のことだった。それから1950年、1978年、1982年にそれぞれ目撃情報が挙がっているものの、そのどれも証拠が残っているわけではない。
しかし目撃情報の多くで、発見時に鮭を食べていたことが明らかとなっており、そのことから目撃されていた生き物はすべて同じ生き物ではないかと予測される。