知名度: 1.0
守り神度: 5.0
湖を旅行していた観光客によって撮影された写真が湖畔のホテルに残っている。
ウィッピーの目撃情報
ウィッピーはカナダにあるマサウィッピ湖で目撃されたことからその名がつけられた。
最初にウィッピーを目撃したのは、マサウィッピ湖で数十年にわたりガイドをしているフローラン・エベール氏であった。ガイド中にも何度も湖を泳ぐウィッピーのような生き物の姿を確認しており、ツアーに参加した人にも湖に住むウィッピーについて話をしていたという。
しかしフローラン氏の話は誰も信じてくれていなかった。そんなとき、湖に遊びに来た一人の観光客がウィッピーらしき生き物の姿の撮影に成功する。この写真は、湖畔にある高級ホテル「リプルコーブ・イン」でオーナーを務めるジェフ・スタッフォード氏が譲り受けたものだった。ジェフ氏はこの写真に写っている生き物が、マサウィッピ湖で長年目撃情報が挙がっていたウィッピーであると主張し、その後ウィッピーの存在が広く知られることとなる。
ウィッピーの正体について
ウィッピーの正体については、複数の説が存在する。
その一つがチョウザメを見間違えたという説だ。マサウィッピ湖は推進150メートルもある非常に深い湖で、その水底には大きなチョウザメがたくさん住んでいるといわれている。実際に湖で漁をしていた人が2メートルを超える大きなチョウザメを目撃したこともある。
一方で撮影された写真を見ると、チョウザメの特徴である長い鼻をもっておらず、調査目だとは断定できない。
ほかにもナマズを見間違えた説もある。しかし頭部はアシカやアザラシのような形をしており、ナマズであれば、チョウザメとは逆に鼻が短いように見えることからこの説に関しても断定はされていない。