知名度: 2.0
名前とのギャップ度: 5.0
化学工場の実験でうまれた生物だという説がある。
ヒツジ男の特徴
ヒツジ男の特徴として、2mの非常に高く、灰色の体毛が筋骨隆々の体が挙げられます。目は黄色く猫のような瞳をしており、頭部にはヒツジが持つような大きくカーブした角を持っている。その頭部はまさにヒツジそのもので、ヒツジの頭を持つ男とも例えられるという。
しかしながら体のつくりは人間に酷似しており、人間同様二足歩行で歩く。未確認生物の中にはオウルマン、カエル男、モスマンなど、半獣半人のものが多く報告されているが、ヒツジ男もそういった半獣半人の未確認生物の一つに分類される。
一方で前述の特徴とは真逆の、頭部は人間、体がヒツジといういわゆる人面羊の目撃情報も挙がっている。
ヒツジ男の目撃情報
ヒツジ男はその目撃情報の多くがアメリカのカリフォルニア州のサンタ・ポーラに集中していることが特徴だ。サンタ・ポーラには、1924年に閉鎖されたビリワック・デリーという酪農工場があったが、この場所は実は酪農工場を装った軍の秘密化学工場だった。
ヒツジ男が目撃されるようになったのは、工場が閉鎖された1925年以降ということから、廃工場で幽霊が出る、人の形をした怪物が出るといったうわさがささやかれるようになり、ヒツジ男もその怪物一つだとされている。
ヒツジ男の正体
ヒツジ男の正体については諸説あるが、目撃情報が集中している場所が軍の秘密化学工場であったことから、そこで極秘に行われていた遺伝子実験の産物としてヒツジ男が誕生したという説がある。
ほかにも黒魔術の儀式をするためにヒツジのマスクをかぶった人間を見て、ヒツジの頭を持つ未確認生物と勘違いしたのではという説もある。