知名度: 1.0
臭い度: 5.0
強烈な悪臭が特徴で、アメリカ全土で発見されている。
スカンクエイプの特徴
スカンクエイプが最初に発見されたのはアメリカのフロリダ州。
体長は約2mで体重は150kgと推測されている。全身を赤から赤褐色の色合いの毛でおおわれており、足が35~45cmだといわれる。類人猿のような見た目で直立の二足歩行ができるため、スカンクエイプと似た未確認生物であるビックフットと比較すると類人猿に近い見た目だといえる。
性格は非常に凶暴で、オレンジ畑で働いていた人がスカンクエイプに殺されたとされる事件も起きているほか、肝臓を食べられたシカの死体が発見されており、これもスカンクエイプの起こした事件ではとささやかれている。
スカンクエイプの一番の特徴は、強烈な悪臭を放つ点にある。その匂いは、腐卵臭とも、カビの生えたチーズにヤギのフンを混ぜた匂いとも言われており、その強烈な匂いは目も開けられないほどだといわれている。
スカンクエイプの目撃情報
前述の通り、初めて目撃されたのは1960年代のフロリダ州であった。最初に目撃された際には赤褐色の毛でおおわれた生き物が発見されたという情報が報告されていた。さらに1998年や2000年にもフロリダ州で発見され、その姿が撮影されている。
またフロリダ州以外にも、ジョージア州、アーカンソー州、テネシー州などでも目撃情報が挙がっているという。
スカンクエイプの正体
その正体については諸説ある。その一つがオラウータンを見間違えたという説である。
実際に毛の色や身体的な特徴はオラウータンに酷似していることから、動物園から逃げ出したオラウータンなどが野生化したものではないかといわれている。一方でこの説には、脱走したオラウータンが広いアメリカ全土で発見されているという矛盾も抱えており、この説が正しいとするには無理があるともされた。
そこで浮上したのがほかの霊長類であるという説だ。中でも人類学者のロバート・カール教授は、ホモ・サピエンスの系統につながる新種の霊長類だという説を提唱しており、霊長類専門家のエドワード・ラムジー博士も同様に新種のサルではないかと主張している。