知名度: 4.0
謎を呼ぶ度: 5.0
イルカのような見た目をしているものの毛が生えており、その正体については未だに不明。
サハリンモンスターの特徴
サハリンモンスターの特徴として次のことが挙げられる。
- 浜辺に打ち上げられている姿はシャチやイルカに似ていた。
- 体長は6m以上と非常に大きい。
- 全身にびっしりと長い毛が生えている。
- 恐竜のような大きな口と長いあごを持っている。口の中には鋭くとがった牙が生えていた。
サハリンモンスターが打ち上げられた時の様子
サハリンモンスターが発見されたのは、2006年8月、ロシアの東部サハリン州の海岸に、不思議な生物が打ち上げられているところを発見された。地元住民や消防、政府の人間も駆けつけ大きな話題を呼んだものの、海洋生物学者たちがこの生物の分析を進める中でさらにこの生物についての謎を呼ぶこととなる。
海洋生物学者たちは、当初魚の一種があるいはワニのような爬虫類である説を提唱していたものの、歯や骨の形、体に毛が生えたぎょりゅや爬虫類が存在しないことから、これらでないことが判明する。またシャチやイルカといった海洋哺乳類の説もあったが、これに関しても毛が生えた海洋哺乳類は存在しないため、海洋哺乳類である説も立ち消えた。
結局生物の正体については特定されず、いたずらではないかという噂も広がった。
ロシア政府が何かを知っている!?
サハリンモンスターが打ち上げられたことは、ニュースにもなり政府の人が来る事態にまでなったにもかかわらず、その後この死骸が行方不明になっているという謎がある。海洋生物学者による調査後、ロシア軍に回収されたことは分かっているものの、そこから先死骸がどうなったのか知る人はいない。
ロシア軍の施設内に保管されているという説を唱える者もいるが、保管されている死骸が何の目的で保管されているのか、またロシア政府が何を考え保管しているのかについては謎のままである。