知名度: 1.0
謎が深い度: 5.0
目撃情報が多く挙がっているにもかかわらず、その正体は未だに不明。
セルマの特徴
セルマはノルウェーにあるセヨール湖に住む未確認生物である。目撃情報が多く挙がっている未確認生物の一つで、目撃情報の多さから特徴については諸説ある。
体の大きさは6mとも10mとも言われているものの、シーサーペントのような細長いヘビやワニに似た体をしているという点は共通している。見た目は巨大なヘビのようであるといわれているものの、その頭部は鹿や馬といった動物の物だったという情報がある。
ヨーロッパで最も有名な未確認生物というと、ネス湖に住むネッシーが有名で、よくネッシーと比較されるが、ネッシーは胴がありヘビとは言えない外見をしていることから統一の生物とは言えない。
セルマの目撃情報
セルマは何度も目撃されている。1999年には手中に住む未確認生物の調査としているGUST (Global Underwater Search Team)がセルマの撮影に成功したとされている。
2000年には「グローバル・アンダーウォーター・サーチ・チーム」を結成、捕獲作戦が行われている。2週間の捕獲作戦は失敗に終わったものの、同年8月には写真の撮影に成功した。
2004年には幼生のセルマと思しき生物の撮影に成功しており、一般に公開された。
2010年にはヘリコプターから撮影した映像にセルマらしき生き物が写っていた。
セルマの正体
セルマの正体についてはその鳴き声から大型の哺乳類ではないかとされている。
一方で最も有力とされているものは、古代に絶滅したといわれている無顎類「ヤモイティウス」の生き残りだという説だ。根拠については明らかになっていないものの、哺乳類にしては胴が細く、ヘビであれば水中で呼吸ができず生きられないという消去法で水中で生きられる巨大生物の説が有力だといわれている。