知名度: 1.0
撮影成功度: 5.0
世界で唯一撮影に成功した未確認生物とも言われている。
ジャノの特徴
ジャノはトルコの東部にある「ヴァン湖」に生息しているとされている未確認生物である。その体長は15m~20mの長い体をしているとされており、茶褐色の体を、長い体を上下左右にくねらせながら水の中を泳ぐとされている。また目撃情報からクジラの潮吹きのような行動を取るとも言われている。
未確認生物で唯一!?映像にはっきりと映っていたジャノ
1997年にユズンジュ・ユル大学助手であるウナル・コザック氏が、ジャノの撮影に成功している。彼は2年かけてジャノの調査を進めており、撮影の成功は未確認生物において異例だと話題になった。映像ではジャノの特徴を持つ生物が湖面から頭部を一部出して泳ぐ様子が写っていたという。ジャノの正体については、始新世にいた古のクジラ「バシロサウルス」ではないかとされている。なおバシロサウルスは現在は絶滅しており存在しないとされている。
一方でほかの学者はヴァン湖が塩水湖であることを挙げ、生息できる生物が限られているため、映像に映っていたものはジャノではないと主張している。さらにビデオ映像については偽物で、犬を泳がせ撮影しただけではないかと噂があったものの、実際の映像は犬が泳ぐ様子とは大きう違うことから議論は平行線である。
映像のウラ
コザック氏の撮影した鮮明な動画については、張りぼてを利用して撮影された作り物の映像ではないかといわれている。というのも撮影したコザック氏は撮影時に利用したと思しき張りぼての製作費について金銭トラブルが話題となったからだ。
現在ジャノが発見されたトルコでは、コザック氏が撮影した映像は偽物でジャノの存在可能性は低いとの考えが一般的だとされている。