知名度: 1.0
遭遇したくない度: 5.0
その特徴についてはあらゆる情報が挙がっており統一されていない。
ラーガルフリョートワームの伝説
ラーガルフリョートワームについては、アイスランドで以下のような伝説が残っている。
ある少女が黄金が増やせるという言い伝えの元、バスケットの中で母親からもらった黄金の指輪を「荒野(ヒース)のヘビ(ナメクジ)」の下に置きながら飼っていた。するとヘビはバスケットに入りきれなくなるほどにまで成長。少女は怖くなって黄金の指輪とヘビを湖の中に放り投げた。その後ヘビはさらに成長し、毒を吐きながら人や動物を殺すようになり、その地域で恐れられる存在となってしまった。
そこで2人のフィンランド人がこのヘビを退治するために派遣された。2人はヘビの頭と尾を湖の底に縛り付けることで人的被害が広がらないようにすることに成功した者の、さらに厄介な怪物がもう一匹湖の底にいたために、ヘビを殺すことも黄金を回収することもできずに終わった。
それからヒースのヘビが目撃されると「悪季節が到来する」、「牧草が育たなくなる」といった不幸に見舞われるようになった。
ラーガルフリョートワームの特徴
ラーガルフリョートワームは海面より引くお場所にある氷河地域に生息するといわれているため、目撃情報が多くともはっきりと可視できていないことが多い。このことからラーガルフリョートワームに関する特徴についてはさまざまな情報が錯綜している。
なおこれまでにラーガルフリョートワームの特徴だとされたものは下記の通りである。
- 長さはサッカーのフィールド(約91m)よりも長く、水辺の気に巻き付いている。
- 体長は湖の大きさ(約19m)と同じぐらいである。
- 海面に浮く島のようである。
- 背瘤のようであり、瘤と瘤の間隔が非常に広い。
- 似ているものとしてヘビ、ミミズ、ムカデなどさまざまなものが挙げられている。