知名度: 2.0
不気味度: 5.0
「モスマンの出現が災厄と悲劇をもたらす」というモスマンの呪いを提唱する人もいる。
クリエイター:黒鳥清花
モスマンの生態
そもそも「モスマン」という名は「バットマン」にちなんでマスコミがつけた名前で、元は「バード」と呼ばれていた。
その体長は2mと人間よりも大きく、腕を持たない代わりに背中に大きな翼がある。しかし翼を使わずとも、時速160kmで走る車と同じ速度で移動したという目撃情報がある。目撃者の多くはその移動速度ためかモスマンを一瞬しか見ていない人がほとんどで、詳細にその特徴を覚えてはいないとしながらも、目が赤く輝き、左右の目の感覚が開いているということについてのみ目撃情報が一致している。鳴き声はネズミやコウモリと似た「キィキィ」という鳴き声だそう。
目撃情報の中には「フライング・ヒューマノイド」に似ているというものもある。
モスマンの正体
モスマンの正体については、大型の猛禽類を誤認したという説がある。「キィキィ」という鳴き声はイヌワシの鳴き声に似ており、翼をはばたかせずに猛スピードで急降下する動きは猛禽類そのものだ。大きさについては暗くてよく見えなかった可能性や、恐怖から大きく感じてしまった可能性もある。
またエイリアンのペットである説もある。モスマンの目撃情報が多く挙がっているポイント・プレザント地域は、目撃情報が挙がる前からUFOも多く目撃されている。モスマンの目撃情報が減少するにつれて、連動するようにUFOの目撃情報も減少したことから、宇宙人のペット説や、地球における実験動物である説が唱えられるようになった。
ほかにもポイント・プレザント地域で起こっていた怪奇現象と関連付け、過去にこの地域で虐殺されていたインディアンの一族である「ショウニー族」の呪いではないかとする人もいる。
死の予言者!?
モスマンは、その目撃情報が挙がるたびに橋の崩落事故が起きたり、モスマン事件を調査者や、モスマンを題材にした映画である「プロフェシー」の関係者が続々となどの死を遂げていることから、「死の予言者」「モスマンの出現が災厄と悲劇をもたらす」など「呪われた怪物」というイメージを持っている人も少なくない。